梅雨入り
朝からボーッとしてしまい まったく仕事にならなかった。
早退してマンションのポスト見たら自分の部屋の真上のポストが全開だった。
逆にワナみたいで怖かった。
漫才のネタを考えていた。
同期にツッコミがいないけど自分もツッコミは苦手だし思い浮かばない。
おれにはゾイドの守護霊が見える、って嘘をついて女の子たちの注目を浴びていたたかやくんのことを思い出した。
たかやくんは自分よりも体の大きい女の子と付き合っていて、その女の子に「たかやの生写真あるけど、いる?」と売りつけられた。
その写真をなかなか捨てられなかった。